富士通エフ・アイ・ピー(以下、富士通FIP)は6日、は暗号化ファイル伝送ツール「Confidential Posting」のクラウド版の販売を開始すると発表した。
「Confidential Posting」は、機密データや大容量データを、インターネットを経由して、安心・安全に、かつ簡単に伝送可能にするビジネスユースのデータ伝送ツールで、同社独自の「ラッピング技術(特許出願済)」により、受信者側でID登録やセットアップをすることなく、高セキュリティのデータ送受信・返信を実現する。
今回発売する、クラウド版は、サーバを持たずに手軽にデータのやりとりをしたいという顧客の要望に応え、2012年4月に同社が販売を開始した導入型のクライアント・サーバ型パッケージ「Confidential Posting」の機能を搭載し、機密データや大容量データをインターネット経由で、安心・安全に、かつ簡単に送受信できるクラウド型のファイル転送サービス。
システム構築費用やシステム運用のコスト・手間が不要なため、コストを抑え、必要な時にすぐにサービス利用が可能となる。導入型のクライアント・サーバ型パッケージで提供されるセキュアなファイル送信機能(ファイルそのものを暗号化、送信後の取消など)をそのまま提供。マニュアル不要の直感的な操作で誰でも簡単に使用可能。
また、ActiveDirectory連携など、顧客独自のカスタマイズが可能な「専用型」と、安価で短期間の導入が可能な「共用型」の2つのサービスタイプから選択できる。
価格(税込)は、初期費用が¥105,000から、月額費用が¥42,000から。2013年9月30日まで、クラウド版(共用型)の初期費用無料のキャンペーンを実施する。
これまでのクライアント・サーバ型パッケージも併売するため、顧客の予算や利用用途、導入期間などの要望に応じて、最適な利用方法を選択可能。