トライベック・ストラテジーは3月4日、日本経済新聞社と共同で、企業サイトの評価・改善を行うコンサルティングサービスの提供を開始した。

企業が顧客や取引先とのコミュニケーションを活性化する上で、オウンドメディア(自社所有のメディア)を中核に位置づけ、コンテンツを強化する取り組みが活発になっている。またマス媒体による間接的なコミュニケーションと連携し、自社のオウンドメディアへの流入を拡大させる動きも加速しているという。

今回両社は、「Webサイトの来訪者が少ない」「魅力的なオリジナルコンテンツを用意できない」といった悩みを抱える企業に向け、トライベック・ストラテジーが培ってきた企業オウンドメディアコンサルティングのノウハウと、日本経済新聞社の調査ノウハウを組み合わせたコンサルティング事業を開始する。

同事業では、トライベック・ストラテジーのユーザビリティ調査と同時に、日経電子版会員を対象にしたサイト利用実態調査を実施して問題の分析を行う。その調査データをもとに具体的な改善案を提案し、企業が次のアクションに繋げやすくなるようなドキュメントを納品するという。

また、改善後のイメージ確認のために、トップページやカテゴリートップなどの主要ページイメージも提示され、これらのサービスの利用料金は500万円(税抜)となっている。

納品物のイメージ

要望のある企業にはオプションサービスとして、Webサイト制作業務の受託や、来訪者増につながるプロモーション施策の提案、日本経済新聞の過去記事の再利用、オリジナル記事の執筆などのコンテンツ力強化の提案も行うとしている。