丸紅情報システムズは25日、ソフトウエア開発メーカーのユーグリッドと販売代理店契約を締結し、ユーグリッド社製の新製品で、企業向けクラウドストレージ構築ソフト「CloudDock Server」、および「CloudDock for Windows/iOS」の販売を3月1日より開始すると発表した。
同システムを活用することで、端末内にデータを残さないため、クライアント端末の盗難や紛失時の情報漏えい防止対策として有効である。また、ログイン中に必要なデータをサーバからキャッシュメモリへ一時的にダウンロードできるため、サーバに常時接続をして通信をする必要はなく、回線が途切れてもクライアント端末のローカル環境が持つOSやアプリケーションを利用して作業を継続することができる。
販売価格は、サーバ専用ソフト「CloudDock Server」がサーバ機1台あたり37万5千円(税抜)、クライアント専用ソフト「CloudDock for Windows/iOS」が1ユーザアカウントあたり1万5千円(税抜)。
同社は、販売開始から1年間の売り上げ目標は3億円とし、利用期間に応じて課金するSaaS型クラウドストレージサービスの提供も今後予定している。