楽天は1月23日、伊藤忠商事が保有する日本エコシステム(以下、日エコ)の株式の一部を、楽天の子会社であるRSエンパワメントが取得することについて、伊藤忠商事と合意したことを発表した。株式取得後はRSエンパワメントが日エコ株を33.40%保有し、伊藤忠商事の保有比率は現在の82.65%から49.25%となる。

楽天は2012年に、日エコと事業提携して家庭用ソーラーパネルの販売サービス「楽天ソーラー」の提供を開始しており、すでに多くの販売・施工実績を持つ。楽天は今回の出資により提携関係を拡大し、さらに積極的に太陽光発電事業に取り組むとしている。

楽天ソーラーのWebサイトイメージ

また、楽天と伊藤忠商事は今後、それぞれの強みを生かしながら日エコの企業価値向上に努めるとしている。楽天はネット販売機能の提供により日エコのネット販売を支援し、伊藤忠商事は国内外に持つネットワークを通じて日エコの営業力・調達力を強化するとしている。