日本オラクルは22日、ネットワーク・トラフィックの監視・防御と監査データの解析を通じてオラクルおよびオラクル以外のデータベースを効率的に保護する「Oracle Audit Vault and Database Firewall」の提供開始すると発表した。

同製品は、「Oracle Audit Vault」と「Oracle Database Firewall」のコア機能を統合したもの。保護の対象をオラクルと他社製品のデータベース以外にも広げ、オペレーティング・システム、ディレクトリ、その他のシステム(カスタム・ソース)の監査もサポートする。また、ソフトウェア・アプライアンスベースで提供されるため、導入がスムーズにでき、運用を簡略化できる。

「Oracle Audit Vault and Database Firewall」

機能としては、SQLインジェクション攻撃などの許可されないデータベース・アクティビティをより効率的に検出するためのホワイトリスト、ブラックリスト、例外リストを簡単に作成できる。

価格は管理対象となるサーバのプロセッサ数で変わり、1プロセッサあたり65万2200円で提供される。