クラウド・スコープ・テクノロジーズは、仮想化環境をビジュアルに監視・管理する「MoonWalker Version2.4」を12月3日にリリースすると発表した。価格は500万円(税別)~。

MoonWalker は、サーバ機器やネットワーク機器等の構成管理、障害情報、統計情報を一元的に管理・監視する統合運用監視ツール。

新バージョンでは、IPv6サービスを提供するインターネットサービスプロバイダーやデータセンタ事業者向けのIPv6監視機能とこれまでエージェントレスで実現していた監視機能に、エージェント型の監視方式を新たに追加する。

IPv6の監視機能では、IPv6アドレスを設定された監視対象機器に対するPingの死活監視機能や、監視対象機器から送出されるIPv6アドレスのSNMPトラップに対応。

エージェント型の監視方式で監視指標を作成できるようになり、Windowsのイベントログやログ監視をZabbix SIA社が開発を行ないオープンソースで公開されている統合監視ソフトウエアZabbixで利用されるアイテムやキーの設定により、エージェント経由で取得できるようになった。

そのほか、各画面でグループ名による検索の追加、 監視画面の背景画像で扱える画像フォーマットの拡張、監視指標の最新値一覧参照機能追加、MoonWalker が標準で定義するイベントのレベルを変更可能などの機能強化を行っている。