イオンは11月1日、仏カルフール社およびその子会社からマレーシアでのスーパーマーケット事業を買収したことを発表した。

今回の買収対象となったのは、カルフール社グループであり、マレーシアにおいてハイパーマーケット事業を運営する事業子会社Magnificient DiagraphとCarrefour Malaysia(以下、2社をあわせて「カルフール・マレーシア」)。イオンはこの2社が保有する発行済み株式のすべてを10月31日付で取得し、買収した。取得額は約151億円。

カルフール・マレーシアは、マレーシア半島の都市部を中心にハイパーマーケット26店舗を運営している。

イオンは、子会社であるイオンマレーシアを中心に、すでにマレーシア国内にてGMS25店舗、スーパーマーケット4店舗の計29店舗を運営しており、今回のカルフール・マレーシアの買収により、2020年までに100店舗体制を目指すとしている。

なお、Magnificient Diagraph社は「イオンビッグマレーシア」へと社名変更する予定。