Self Hosted Git Management

GitLab開発チームは22日(米国時間)、GitLabの最新版となる「GitLab 3.0」を公開した。GitLabはMITライセンスのもとオープンソースで開発されているGitリポジトリ管理ソフトウェア。Ruby on Rails及びGitoliteをベースにしており、開発チームによると高速で安全、安定なソリューションであるとしている。

GitLabは、GitHubに似た機能を提供しているGitリポジトリ管理ソフトウェア。GitHubがホスティングサービスとして展開しているのに対して、GitLabはセルフホストされているGitリポジトリをWebブラザを介して管理できることを目的としている。開発チームは精力的に開発を行なっており、ほぼ月1回のペースで最新版をリリースしている。

GitLab のダッシュボード画面

GitLabのソースコード画面

GitLab 3.0では新たなWeb編集ツールの追加やファイルブラウジングの改善、非公式ながらPostgreSQLのサポート、APIのアップデート、プロジェクトの"Groups"作成機能の導入などが実施されている。また、SSHキーの追加/削除に関連するバグの対処やコードのクリーンアップ及びリファクタリングなども行われている。

GitLab自身はGitHubで管理されている。対応するプラットフォームはUbuntu及びDebian、Fedora、CentOS、RedHatなど。インストールドキュメントDemoサイトも提供されている。