SGホールディングスグループのSGモータースはこのほど、光岡自動車とユアサM&Bが発表した新型3輪電気自動車「雷駆(らいく)T3」向けの専用ボディを開発した。同ボディは宅配便の集荷・配達に適した佐川急便仕様になっている。

雷駆T3は定員2名、最大100kgの積載が可能な3輪電気自動車で、宅配サービスをはじめさまざまなシーンでの活用が想定されている。同社は環境配慮型車両の導入に向けて雷駆T3の開発に参画しており、同社の車両ボディ製造部門のノウハウを活かして今回、専用ボディを新たに開発したという。

専用ボディを搭載した雷駆T3

新開発の専用ボディは、アルミ材を使用した軽量でコンパクトな設計や、雨天時の集配を考慮したオリジナルキャノピー、車両や通行人の妨げにならない左サイドオープンの荷台などが特徴。また、荷台開閉の負担を軽減するためにドアダンパーなども備え付けられている。