CA Technologiesは、富士通が提供するクラウド・サービス、FGCP/A5 Powered by Windows Azure(以下:FGCP/A5)と連携するバックアップ製品に同社のイメージ・バックアップ製品「CA ARCserve D2D r16」が採用されたと発表した。
このサービスは、災害対策(DR)用のデータ・バックアップ先としてFGCP/A5のストレージを利用できるサービス。具体的には、顧客拠点にバックアップされたバックアップ・イメージから、特定のファイルをインターネット経由で、富士通データセンタのFGCP/A5へ遠隔保管する。
そして、FGCP/A5から直接、Windowsエクスプローラ同様の操作で復旧したいファイルやフォルダを指定してリストアすることが可能。利用料は1TBの場合、月額15,000円(税別)。
「CA ARCserve D2D r16」は、インストールから10分程度で運用を開始でき、シンプル操作でのバックアップの設定、スケジューリングを行うことが可能。万が一の場合は、データとシステムを丸ごと復旧することができるベアメタル復旧が標準機能として搭載されている。
「CA ARCserve D2D 」の価格(税別)は、CA ARCserve D2D for Windows Server Standard Editionが8万円(年間メンテナンス込)~、CA ARCserve D2D for Windows Server Advanced Editionが10万円(年間メンテナンス込)~、CA ARCserve D2D for Windows Server Advanced Virtual Edition per Host Licenseが25万円(年間メンテナンス込)~。