富士通マーケティング(以下、FJM)は、日本総合研究所(以下、日本総研)の東京本社新築・移転に伴い、社員のワークスタイルに合わせた大規模で最新鋭の統合コミュニケーションシステムを構築したと発表した。

日本総研では、「共創とゆとり」というワークスタイルコンセプト実現のため、2010年から本社移転プロジェクトを開始。そのオフィス作り実現のため、FJMは、ネットワークインフラ工事からアプリ開発、導入にいたるまでワンストップで大規模UCシステムを構築した。

ユニファイドコミュニケーションシステム概要図

IP電話システム「CL-5000」

第一次として、既存のIP電話システム「CL-5000」と富士通ユニファイド・コミュニケーションを連携した約3,500台の大規模IP電話システムと館内映像設備(サイネージ)システムを導入し、2012年1月から稼働。導入したデジタルサイネージは42型のディスプレイ型を各フロアに計27台設置。社内の情報伝達手段として活用する。

そして、既存のグループウェア(Notes)と連携した日本総研の東京本社内に約130室ある会議室の利用状況を管理・更新をする入退室連携システムをFJMの子会社であるコンテンツプランナーで独自開発し、10月より運用開始する。これにより、会議室の使用状況がNotesの施設予約画面上ですぐにわかようになる。