マルエツと、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は10月5日、マルエツでのTポイントプログラム導入に関する契約を締結したことを発表した。

両社は同契約に伴い、2012年11月より順次、マルエツが展開する食品スーパーマーケット「マルエツ」「マルエツ プチ」「リンコス」「魚悦」において、CCCの子会社であるTポイント・ジャパンが運営する共通ポイントサービス「Tポイント」を導入していくこととなる。

今期の提携について両社は 総務省発表の家計調査(平成23年)では、家計に占める食料(外食除く)の消費支出は19%、また、CCCが30歳以上の女性会員向けに実施したアンケートの結果、「Tポイントが貯まったり、使えるようになって欲しい業種」の上位にスーパーマーケットが挙げられており、マルエツでのTポイントサービスの利用が可能になることで、Tカードを持つユーザーがマルエツを新規に利用するという需要が見込めるためとする。また、自宅の近くではマルエツを、都心部や勤務先の近くではマルエツ プチを利用するという、ライフスタイルに合わせた形でTポイントを貯めることも可能となるほか、すでに同サービスを活用する全国のさまざまな業種で利用できるポイントサービスも利用可能になるという、従来マルエツをご利用いただいている顧客に対しても、さらなる利便性の提供が可能になるとしている。

すでにマルエツでは、一部店舗にて独自のポイントサービスを展開しているが、今回の提携により戦略的視点に立ったTポイントプログラムの効果的な販促施策を進めていくことで、顧客に親しみや信頼感をもって利用してもらえる、新たな来店動機を創造していく方針としている。なお、マルエツでのTポイントサービスの詳細は、サービス開始時期に改めて発表する予定だとしている。

なお、Tポイントサービスは、2012年8月末時点で、全国88社48,984店舗が参加し、4,188万人が利用しているという(利用者数は直近一年間にTカードを利用したことがあるアクティブ会員、かつ複数枚を持つ場合は1人として数えた値)。