オージス総研は10月2日、従来から提供してきたGoogleマップ連携地図クラウドサービス「ビジネスぐる地図」に、海外住所ジオコーディングの機能、および、外部システムとのデータ連携(オプションサービス)を追加し、今秋中に提供を開始すると発表した。

「ビジネスぐる地図」と外部システムとのデータ連携イメージ

「ビジネスぐる地図」は、顧客や物件情報、および従業員の安否情報を、Googleマップ上で登録・管理できるサービスで、データは同社のデータセンター(大阪)で安全に管理され、PC、携帯電話、iPhone、iPad、Androidスマートフォン・タブレットで利用できる。

新機能により、顧客のシステムから同社が提供するAPI(データ連携プログラム)を用いてデータを送信することにより、「ビジネスぐる地図」に自動的に反映される。これにより、手作業での更新が不要になり、データ管理を効率化できる。

また、海外住所ジオコーディングにより、海外の住所を入力でき、海外の拠点・顧客・仕入先などを世界地図の該当座標上に簡単に登録することでグローバルな情報を効率良く管理できる。

「ビジネスぐる地図」の画面(海外の物件登録)

同サービスは、使い慣れたGoogleマップをそのまま業務に活用でき、業務別のテンプレート(画面)ですぐ使用でき、専用ソフト、ハードの導入は不要。また、顧客が登録された情報は、セキュリティ機能により、契約社以外には見えず、同社のデータセンター(大阪)で安全に管理される。

基本サービスの価格はPC、iPad、Androidタブレット(Webアプリケーション)が1ユーザあたり初期費用4,000円(税別)、月額利用料4,000円(税別)、携帯電話、スマートフォン(Webアプリケーション、Androidアプリケーション)、Androidタブレット(Androidアプリケーション)が1台あたり初期費用890円(税別)、月額利用料890円(税別)、オプションサービスの外部システムとのデータ連携が1社あたり初期費用20万円(税別)、月額利用料が1万円(税別)。