ターボリナックスは、デスクトップPCやノートPC、組み込み機器/専用端末、その他モバイル製品など様々なIT機器のベースシステムとなる新製品「Turbolinux Client 12.5」の販売を開始したと発表した。価格は9,765円。

「Turbolinux Client 12.5」

同社では、OSレベルでのカスタマイズの容易さや高いメンテナンス性能は、長期間安定稼働が必須の「企業の特定業務向け専用端末」や「組み込み機器」向けに最適としている。

また、「ATOK X3」「リコーTrueTypeフォント」、Windows Mediaコンテンツの再生アプリケーション「Turbo Media Player」、OpenDocumentをサポートするオフィススイートである「LibreOffice」等、PCクライアントとして必要なツールのみを厳選して収録。ベースシステムのボリュームが軽量であるため、ハードウェアリソースを有効に使用できる。

発売日より3年間のアップデート権が付属し、2015年8月までの通常メンテナンス期間にリリースしたアップデートパッケージについては無償提供するため、追加費用は発生しない。また、通常メンテナンス期間満了後は、延長メンテナンス期間として2019年8月までセキュリティアップデートパッケージの提供を継続する。同製品は、製品発売日より7年間の長期間サポートを保証。

さらに、同製品は永年ライセンス製品であり、次年度以降ソフトウェアの使用権を購入しなおす必要がなく、複数年使用におけるソフトウェアのランニングコストを考慮する必要がない。