TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2012年8月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2012年8月におけるインデックスは次のとおり。

プログラミング言語 インデックス 備考
1 C 18.937 5ヵ月連続1位
2 Java 16.352 下落傾向
3 Objective-C 9.540 上昇傾向
4 C++ 9.333
5 C# 6.590 下落傾向
6 PHP 5.524 6位に浮上
7 (Visual)Basic 5.334 7位へ下落
8 Python 3.876
9 Perl 2.273
10 Ruby 1.691
11 JavaScript 1.365
12 Delphi/Object Pascal 1.012

2012年8月の調査結果では、PHPと(Visual)Basicの順位が変動している以外は目立った動きはない。長期的に下落していたPHPだったが8月は少し持ち直しており、ここ数ヵ月上昇していた(Visual)Basicが8月に入って下落したために入れ替わった格好となった。

ここ最近続いているC#の下落傾向が気になるポイントとなっている。2000年に登場したC#は、主にMicrosoftプラットフォーム上で活用され人気を集めてきたが、2012年に入ってからずるずると下落している。C系の言語ではObjective-Cが急成長を続けており、2番手グループでは頭一つ抜けている感がある。CおよびJavaに続くのが、どの"C"となるのか今後も注目していきたい。