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Adobe Systemsは8月2日(米国時間)、オープンソースのフォントファミリ「Source Sans Pro」を公開した。Source Sans Proは、SIL Open Font License 1.1のもと提供されているオープンソースのフォントファミリ。AdobeのデザイナーであるPaul D. Hunt氏によって設計されており、Hunt氏によると20世紀初頭にMorris Fuller Benton氏が開発したニュースゴシックおよびフランクリンゴシックフォントにヒントを得て開発されたという。
Source Sans Proには、ローマンおよびイタリックスタイルのぞれぞれに6つのウエイトが含まれており、ローマ字アルファベット(東および西ヨーロッパ語)/ベトナム語/中国(ピンイン)語/ナバホ語などのフォントに対応している。また、将来的にはキリル文字やギリシャ語のサポートや、コンソールやターミナルで使用できるよう等幅フォントの作成なども計画されている。
オープンソース化されたSource Sans Proは、SourceForgeよりダウンロード可能となっているほか、Google Web FontsやTypekit、WebInkなどのフォントホスティングサービスでも公開されており、WebページでSource Sans Proが利用できるようになっている。