日本アイ・ビー・エムは7月23日、2005年5月から明治安田生命と行ってきた基幹業務システムのITインフラ運用に関する戦略的アウトソーシング契約を更改し、新たに2012年7月から2019年6月までの7年間の契約を締結したと発表した。
明治安田生命は、日本IBMへの戦略的アウトソーシングにより、システム資源・システム運用管理機能の集約化、セキュリティレベルの維持・強化と、ITコストの増加抑制に取り組んできたが、今後も、経営戦略に合致したIT戦略を継続するには、堅牢なITインフラと高品質な運用体制を安定的かつ低コストに確保する必要があるとし、日本IBMへの戦略的アウトソーシング契約の更改を決めた。
日本IBMは、今回の契約更改にあたり、想定されるシステム資源や運用範囲の拡大、リスク・セキュリティ管理の高度化に的確にこたえるとともに、ハードウェアなどの性能向上、センター設備における省スペース・省電力化、仮想化等の新技術を活用した集約化・効率化により、さらなるデリバリーの品質向上を図り、堅牢なITインフラを継続運営する予定。