ヤマダ電機とエス・バイ・エルは、注文住宅の図面作成・見積連動機能等、顧客の住まいづくりをスムーズ且つスピィーディーに行い、営業完結を実現するアプリケーションを搭載したタブレット端末を、7月21日より全国の注文住宅営業に順次配布し、受注拡大を実現する為の営業ツールとして本格導入すると発表した。

両社では、7月からのタブレット端末本格運用に先駆け、本年1月より、一部機能を搭載したタブレット端末を一部営業にて先行導入し、携帯性・操作性・環境及び顧客の反応等を検証・確認し、段階的に機能の追加や改善を行ってきた。

営業完結を実現するタブレット端末模式図(一部開発中含む)

導入するタブレット端末には、顧客と一緒に、わかりやすく住まいづくりを進めることが可能なアプリケーションとして、タブレット上の簡単な操作で間取りを自由に作成できる「図面作成」機能や、キッチン・外装材等のオプションアイテムを、画像を見ながら選択できる「アイテムセレクト」機能を搭載した。また、その間取りやアイテムに連動して、即座に見積金額を提示することができる「見積連動」機能を搭載し、その金額に対する「総予算計画」や「資金計画」もリアルタイムに確認可能とした。

「図面作成」画面

さらにに、「SxL by YAMADA」で展開している“スマートハウジング”の、グレード別提案に合わせた光熱費シミュレーションが行えるアプリケーション「スマートシミュレーション」を搭載することで、新人営業でも、経験豊富な営業並みのプレゼンテーションが行える為、営業の平準化が図れ、よりレベルの高い商談や提案を実現する。これらの情報は、「パターン登録」機能により、複数のご計画を保存、呼び出し、編集することが可能となる。

「スマートシミュレーション」画面