サテライトオフィスは5月30日、Google Apps for Businessを導入した企業を対象に、Google Apps利用時のログイン制限機能やユーザー管理機能、組織管理機能を可能にする「サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Apps」を、Google App Engine上で開発し、Google Apps Marketplaceで無償提供することを発表した。

同サービスの主な機能は以下のとおり。

  • アカウント、組織&グループ&メーリングリストの一括管理
  • アカウントや組織情報をGoogle Appsへの同期(一括インポート)
  • Google Appsのログイン制御(ネットワークIPアドレス単位、ブラウザ単位、キャリア単位、端末種類単位)
  • 端末個体認証によるログイン制御(パソコン、スマートフォン単位)
  • プロファイル設定による、メンバー単位&組織単位のログイン制御
  • ユーザーのパスワードポリシー強化(定期的な変更強制、パスワード複雑化、パスワード履歴管理)
  • マルチドメイン、ドメイン・組織、プロジェクト単位の管理者の配置
  • ログインログの取得
  • 既存システムと連携したシングルサインオン
  • 多言語(日本語、英語等)対応

今後は、「社内のActive Directoryのとアカウントと同期」「社内のActive DirectoryのIDとパスワードでログイン」「セールスフォースとのシングルサインオン」「中国からのアクセス対策」に対応する予定。

同サービスは、Google Apps for Business、Google Apps for Educationを利用しているすべての企業が利用可能で、IE 6/7はサポート外となっている。近日中に、同サービスの有償サービス版とカスタマイズ版がリリースされる。

「サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Apps」に関するWebページ