The Apache Software Foundation

The Apache Software Foundationは24日(米国時間)、「Apache Wookie 0.10」を公開した。「Apache Wookie」は、ウィジェットのアップロードやデプロイを提供するJavaサーバアプリケーション。The Apache Software Foundationによってインキュベートされており、Apache License 2.0のもとオープンソースで公開されている。

Apache Wookieは、W3Cが策定したウィジェットの規格「Widget Packaging and XML Configuration」に準拠しており、DrupalやWordpress、Moodle、ElggなどのWebベースシステム向けに、ウィジェットパッケージを作成できる。また、拡張APIを利用してGoogle Wave GadgetsやOpenSocial向けのウィジェットも作成可能となっている。

Apache Wookie 0.10では、APIキー管理の変更、ほとんどのAPIでのJSON対応、アップロードAPIおよびダウンロードAPIの改善、ウィジェットテスト向けにJQueryデモアプリケーションの用意、REST APIにJavaコネクタのサポート、OpenAjax Hub向けの拡張機能の追加などが提供されている。

Apache Wookieには、単体サーバとして動作するスタンドアロンタイプと既存のアプリケーションコンテナ下にWookieを展開するWARタイプが用意されている。どちらのバージョンもプロジェクトサイトよりダウンロードできる。