同製品は、インテルXeonプロセッサE5-2600シリーズを搭載し、オラクルのデータベース、ミドルウェア、業務アプリケーションに最適化したサーバ。OSは「Oracle Solaris」または「Oracle Linux」を搭載、仮想化技術「Oracle VM」も使用できる。

省電力の低電圧DIMM、電源装置などにより、前世代に比べ、最大94%まで電力を効率化する省電力設計を採用。熱センサー、空調を効率化するアルゴリズムにより、ファン速度や電力効率、システム性能を自動で調整する。処理性能においても、前世代に比べ、コア数を33%増加し、性能を最大87%向上している。

サポートサービス「Oracle Premier Support for Systems」もしくは「Oracle Premier Support for Operating Systems」を契約した場合、オラクルのサーバやネットワーク、ストレージを含むハードウェア製品を一元化して、クラウド環境を容易に構築・管理できる「Oracle Enterprise Manager Ops Center 12c」が無償提供される。

新たに提供される「Sun Netra X4270 M3」および「Sun Netra X6270 M3」サーバーは、通信事業者向け機器の仕様規定で最高レベルの「NEBS Level 3」の認定を受けており、電源安定性、電磁波放射、耐震性など安定運用に関わる高い水準を満たしている。省エネを追求するデータセンターに設置可能な直流給電モデルと、一般企業でも利用可能な交流給電モデルが提供される。

価格は、インテルXeonプロセッサ E5-2600シリーズを2基、最大16コア搭載した1ラックユニット「Sun Fire X4170 M3」は59万6,629円から、2ラックユニットSun Fire X4270 M3」758,475円、ブレードシャーシ型「Sun Blade X6270 M3」は42万4,240円から。 インテル XeonプロセッサE5-2658を2基搭載した2ラックユニット「Sun Netra X4270 M3」105万5,217円から、ブレードシャーシ型「Sun Netra X6270 M3」は69万8,152円から。

「Sun Fire X4170 M3」

「Sun Blade X6270 M3」

「Sun Netra X4270 M3」

「Sun Netra X6270 M3」