サイオステクノロジー(以下、サイオス)は4月25日、Fusion-ioの「ioDrive」向けに、HAクラスターソフト「LifeKeeper」の国内での販売を開始すると発表した。米国及びヨーロッパでは既に提供を開始しており、同社では全世界での販売数の見込みを、今後3年間で900本としている。

システム構成イメージ

次世代の高速半導体ストレージであるioDriveは、従来のSASディスクや共有外部ストレージと比較して超低レイテンシー(データ応答の遅延時間)性能で、証券取引や通信サービスのように、重要なデータを扱い、頻繁に取引が行われる大規模なWebサービスでの利用が進んでいる。

ioDriveに、HA(High Availability:高可用性)クラスター、データレプリケーション機能を有するLifeKeeperを組合わせることにより、ioDriveの高性能を活かした、高可用性のあるシステムを実現する。

サイオスは、高可用性システムの構築において、HAクラスター、データレプリケーションを国内外で導入している多くの稼動実績から得られた経験を活かしながら、今後もFusion-ioとの連携を強化し、製品の販売拡充を図っていくという。