オウケイウェイヴは4月19日、同社の運営する国際的ソーシャルQ&Aサイト「ARIGATO」の機能を企業や官公庁のWebサイトに組み込むことができる「ARIGATO API」の提供を開始した。

ARIGATOは20ヵ国語に対応するQ&Aサイトで、機械翻訳とユーザーによるソーシャル翻訳によって、世界各国のユーザーが母国語で交流することができるようになっている。今回提供が開始されたARIGATO APIによって、同サイトの機能を企業や官公庁が運営するWebサイトに組み込むことができる。

ARIGATOのWebサイトイメージ

同社はARIGATO APIのメリットとして、「自社のユーザー同士が言語の壁を超えて交流できる多言語コミュニティを自社サイト内に持つことができる」ことを挙げており、これにより「ユーザーをサイト内に滞留させ、ユーザー同士の交流を促進できる」としている。

ARIGATO APIの利用には初期導入費と月額利用料が必要となり、ARIGATOとの親和性が高いFacebookページでの運用に関するコンサルティングも提供するという。同社は、2012年中に100サイトへの提供を目指している。