日本HPは4月19日、x86サーバ「HP ProLiantサーバー Generation 8」のラインナップを拡大し、高さ約4.4cmの1Uで最大2基のCPUを搭載できるスケールアウト用途に最適化した製品「HP ProLiant DL160 Generation 8」を発表し、販売を開始した。価格は22万500円~。

「HP ProLiant DL160 Generation 8」

同製品は、CPUにIntel Xeon プロセッサ E5-2600製品ファミリーを最大2基、メモリは24基のDDR3 DIMMスロットに最大384GB、ストレージには2.5インチ型SAS/SATA/SSDドライブを最大8基搭載可能な、スケールアウト向け1Uラックマウント型サーバ。計算性能を重視するスケールアウト型のHPCシステムやクラウドサービス基盤に最適化されている。

多数のサーバを運用するスケールアウト型システムでは、管理者あたりの管理台数が多くなりがちで、運用管理にかかる作業工数の低減が求められる。同製品は、Gen8シリーズのコアテクノロジーである運用管理支援機能「HP iLOマネジメントエンジン」を標準搭載し、システムの導入・維持更新の時間短縮、OSに依存しないハードウェア管理、自動診断/ログ機能、自動通報による障害復旧対策といった機能により、運用工数の削減を実現できるという。

また、スケールアウト型システムで利用されることの多いフリーOS環境においても、エージェントを必要とせず、性能劣化のない詳細なハードウェア監視が可能だ。