サムライファクトリーは4月4日、日本国内におけるOS・ブラウザのシェアに関する独自調査の結果を公開した。今回の調査は同社のアクセス解析ツール「忍者アクセス解析」を用いて、3月1日~3月31日に実施されたもので、4億を超えるユニークアクセスを分析している。
発表内容によると、OSシェアのトップはWindows 7の39.54%。次いでWindows XPの25.74%となっているが、Windows 7以外は軒並みシェアが減少しており、Windows 7の着実なシェア伸張が読み取れるという。AndroidとiPhoneのシェアはあわせて7.32%だった。
ブラウザのシェアトップはInternet Explorer 8の22.21%で、2位はInternet Explorer 9の21.45%。Safariが12.06%、Google Chromeが11.48%と続く。前回調査時から大きな変動は見られないが、日本でもIEの自動アップグレードが始まったことから、IE 6の2.79%などについても同社は「今後は大きくシェアが変動するだろう」と予測している。
なお、他の調査などによるとIE 6のシェアは、日本は世界と比べて高い状態が続いている。たとえばマイクロソフトが公開している「The Internet Explorer 6 Countdown」では、3月の日本のIE 6シェアは6.1%。今回のサムライファクトリーの調査では「主に個人サイトが中心のアクセスログ」としており、個人サイトが比較的見られている家庭での利用においてIE 6のシェアもだいぶ下がってきているとの予想もできる。