オラクルは4月4日、最新のJava開発プラットフォーム「Java SE 7」に対応した開発者向けの新たな資格体系を発表した。これにより、前バージョンまで1段階だった資格が、3段階に分かれる。
Java SE 7は、前バージョンから5年ぶりにアップデートされたJava開発プラットフォームで、開発生産性の向上、多数のライブラリの更新が主な強化点となっている。言語仕様は「Java SE 5以降から大きな変更がないため、開発者は従来のスキルを活用できる。
新資格体系の概要は次の通り。
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7
言語未経験者でJavaプログラミングの基礎知識を持っている開発者向け資格
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 7
Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導の下で開発作業を行える開発者向け資格
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 7
Javaアプリケーション開発に必要とされる汎用的なプログラミング知識を有し、開発作業を行える開発者向け資格
資格試験が本格提供される前に「Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7」のベータ試験が提供される。提供期間は4月18日から6月30日までで、受験料は1試験当たり5,400円。合否判定は試験の正式提供開始後になるが、合格時は正規試験合格者と同等の資格取得者として認定される。