日本ユニシスは3月26日、米国ユニシスのエンタープライズサーバ大型機「CS860Dシリーズ」の販売を開始すると発表した。

CS860Dシリーズは、OS2200環境で稼働する最上位機「CS380Dシリーズ」の後継機に位置づけられ、新たに2種類の外部連携専用エンジンを提供する。これにより、Web連携専用エンジン「ClearPath Portal」と、セキュアなJava環境を提供するJavaプロセッサの両機能が標準として利用可能となる。同S860Dシリーズの最小構成価格(ハードウェア、ソフトウェア、保守料金の合計金額、税別)は、月額2,441万円から。

エンタープライズサーバ大型機「CS860Dシリーズ」外観

また前機種と同様、最大32IP(Instruction Processor)まで拡張が可能で、8パーティションまで分割が可能となる。

CS860Dシリーズの主な特徴は、「CMOSプロセッサーの処理能力が約17%向上」、「外部連携専用エンジンを標準搭載」、「必要に応じて、処理性能の動的な再配置が可能」、「最小性能から最大性能まで15倍の拡張性を実現 」。