毎日お世話になっている「Google」検索。シンプルなスタート画面に似合わず、その機能をすべて使いこなすとなると奥が深い。Mashableが「10 Google Search Tricks You Might Not Know:あなたが知らないかもしれないGoogleトリック10」という記事で、あまり知られていないGoogleの検索機能を紹介している。トリビアとまではいかなくても、まだあなたが知らない小技があるかもしれない。以下、それらの中から一部をお伝えしよう。

検索パラメーター

Google検索道をマスターしたい初心者は、まずは単純に検索ボックスに入力するのではなく、ファイルの種類やタイトル名を入れての検索を試してみよう。例えば、「site:」とすることで検索範囲を特定のサイトに限定することができる。

あんなデータも検索できちゃう!? 公開データ検索

Googleが「Public Data」として、Eurostat(欧州連合統計局)、U.S. Census Bureau(アメリカ合衆国国勢調査局)、World Resource Institute(世界資源研究所)などの各機関が発行する統計データを検索できるサービスを提供しているのをご存じだろうか? 例えば、World Bank(世界銀行)の世界開発報告データでは、1人当たりのCO2排出量、国内総生産、合計出生率、平均余命などが地域別、国別に視覚的に把握できる。「公式なデータが必要だが、どんな機関が発行しているかわからない」という時にも使えそうなテクニックだ。

Let it snow

エンジニアのユーモアが隠されているのも、Googleの面白さだ。クリスマスの時期に話題になった「let it snow検索("let it snow"と入力すると画面上に雪が降り始める)」をはじめ、画面がバレルロール(回転)する「do a barrel roll」、画面が傾く「askew」2000年のエイプリルフールジョークだった「mentalplex」もある(mentalplexの詳細は、Wikipediaのこの記事)を参照されたい。

「do a barrel roll」で検索して回転した画面

計算機

これはご存じの人も多いだろう。「5+2*2」といったように、Googleを電卓使える機能だ。単位変換(ポンドとグラム)や物理定数、通貨換算などもおまかせだ。

スポーツの勝敗をチェック

野球やサッカーファンにうれしい機能がこれだろう。チーム名を入れると勝敗が出てくる。メジャーリーグ、プレミアリーグなど世界のチームはもちろん、日本の球団のこともちゃんと知らせてくれる。

これらのほか、フライト情報、UPSやFedExの追跡、日の出・日の入の時刻など、Google検索はさまざまなことに使える。ぜひ、Google検索道を極めたいものだ。