オンラインストレージサービスDropboxに「カメラアップロード (Camera Uploads)」という新機能が追加された。デジタルカメラで撮影した写真や動画を自動的にDropboxにアップロードする機能で、これにより様々なカメラで撮影した写真をDropboxにまとめて一元管理できる。同機能向けに、Dropboxは最大3GBの追加ストレージを無料提供する。

2月23日(米国時間)時点で、カメラアップロードをサポートしているのはAndroidアプリのみ。Androidスマートフォンに最新のAndroid用Dropboxアプリをインストールし、カメラアップロードを有効にした状態で撮影すると、写真や動画が自動的にDropboxにアップロードされる。選択した写真を手動でアップロードすることも可能。アップロードは「Wi-Fiのみ」「Wi-Fiまたはデータプラン」を選択できる。

Androidアプリでカメラアップロード

カメラアップロード経由の写真・動画はDropbox内に作られる「Camera Uploads」というフォルダに保存される

Dropboxの無料アカウントはオンラインストレージ容量が2GBだが、カメラアップロードを初めて使用すると500MBの追加ストレージが割り当てられる。さらに写真・動画をアップロードし続けていくと、追加分が3GBに達するまで順次ストレージが追加される。これにより無料アカウントユーザーでも最大5GBまで使用できるようになる。

Androidアプリに続いて、カメラアップロード機能を備えたiOSアプリが間もなく登場するという。またデスクトップ・アプリケーションの正式版にも同機能を追加する。スマートフォンやタブレット、カメラ、撮影に使用したメモリーカードなどをパソコンに接続すると、写真や動画が自動的にDropboxに取り込まれる。