インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)とアキュテクスは2月16日、クラウドストレージを活用したバックアップシステムの分野で技術協力すると発表した。

これにより、アキュテクスが国内代理店として販売している米Zmandaのバックアップ用ソフトウェア製品「Amands Enterprise」のバックアップ先として、IIJが提供するREST API型クラウドストレージサービス「IIJ GIOストレージサービス FV/S」が選択できるようになる。

「IIJ GIOストレージサービス FV/S」と「Amands Enterprise」の連携イメージ図

連携サービスでは、Amands Enterpriseがネットワークに接続されたOS/データベース/アプリケーションのデータをスケジュールに従ってクラウドストレージにバックアップする。データ容量に応じてストレージスペースを調整できるため、バックアップストレージに要する運用管理コストの抑制が実現される。

クラウドストレージにインターネットを介してデータの保管やバックアップを行う際も、AES 256bitによるデータ暗号化機能が標準で備わっているため、安全にデータを転送することが可能であるうえ、データは暗号化された状態でクラウドストレージ上に保管されるため、高いレベルでセキュリティが確保される。