沖電気工業(以下、OKI)は、タブレット端末を含むスマートフォン用業務システム構築ミドルウェア「MoBiz Platform」の機能を大幅に強化し、「MoBiz Platform Ver.1.2 for Android」として販売を開始すると発表した。価格は、サーバライセンスがCPUあたり299万円(税別)、クライアントライセンスが1台あたり1万5千円(どちらも初年度保守費用を含む)。

今回のバージョンアップにより、開発アプリケーションをPC上で動作させるためのテスト実行環境である「MoBiz for Firefox」が用意された。これにより、スマートフォンの実機を使わず、PC上だけで効率的にアプリケーション開発ができるようになった。

「MoBiz Platform Ver.1.2 for Android」利用のイメージ

さらに、顧客から寄せられた様々な機能へ要望を取り込み、プラットフォームが端末内にデータを一時的に保存する際の暗号化、バーコード読み取り機能、音声認識機能およびタイマー機能を新たに追加した。

また、最新のAndroid OSであるAndroid 4.0にも対応し、様々な機種の互換性を確保した。動作保証OSは、Android 2.2以降となっている。