日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの民放キー局5社と電通が共同で推進するインターネットTVにおけるVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの名称が「もっとTV (テレビ)」に決定したことが1月26日に発表された。サービス公開は4月2日の予定。

同サービスは、地上波放送でのリアルタイムでの番組視聴を促進し、視聴時間を拡大することを目的とした独自のVODサービス。「もっとTV (テレビ)」の名称には、「もっと」テレビ番組を見たくなる、「もっと」テレビ番組が楽しくなる、「もっと」テレビ番組が身近になる、といった意味が込められているという。

テレビを「もっと」という意味を込めて、「+」がデザインに追加されている

発表時点では、「もっとTV (テレビ)」に対応した2012年春以降に発売されるインターネットTVでの対応を予定。普及が進むスマートフォンやタブレット端末での展開も検討しているという。 ドラマ・アニメ・バラエティなど様々なジャンルのVODコンテンツが提供される予定で、コンテンツ購入の決済にはクレジットカードのほか、携帯電話での決済なども用意されるという。

「もっとTV (テレビ)」の利用イメージ(画面は開発段階のもの)

なお、同サービスには日本放送協会(NHK)が参加に向けて検討中。