リコーは、6~10人の利用に適したビデオ会議システム「RICOH Unified Communication System S7000」(以降、S7000)を1月19日より発売すると発表した。価格は850,000円(税別)。

「RICOH Unified Communication System S7000」

S7000は、2011年8月に発売したポータブルタイプの端末機「RICOH Unified Communication System P3000」と同様、専用回線を必要とせず、プラットフォームをクラウド上に構築。リコー独自の通信制御技術の採用により、インターネットに接続すれば通信できる。あらかじめ接続先を登録するので、アドレス帳(拠点一覧)から、接続したい相手を選択することで接続が可能。

解像度1,280×720ドット(16:9)の画像を毎秒最大30フレーム表示可能で、映像コーデックは新しい標準規格H.264/SVCを採用する。

本体には、インタフェースとしてUSB、1000BASE-T対応有線LAN、D-Sub、DVI-Dがあり、外形寸法は、W330×D317×H94mm、重量は6.0kg以下。

カメラは、HD対応パンチルトズームカメラで有効画素数は約200万画素。40倍(光学10倍×電子4倍)のズームを搭載する。外形寸法はW187×D184×H141mm、重量は約1.4kgとなっている。

なお、利用するには毎月のサービス利用料が必要で、定額制の「シングルフラット15」が月額15,000円(税別)、上限付従量制メニュー「ダブルフラット6-25」が月額基本料金6,000円(5時間利用分込み)+15円/分の利用料金(上限金額25,000円の上限付)となっている。