フレンゾのロゴ

博報堂DYメディアパートナーズとミクシィは10月19日、株式会社フレンゾを設立し、11月1日より営業を開始すると発表した。mixiユーザー同士のコミュニケーションをより豊かにする「BtoCtoC」サービスを展開していくという。資本金は5000万円。出資比率は博報堂DYメディアパートナーズが60%、ミクシィが40%。

フレンゾが担う当面の事業としては、両社がこれまでミクシィ年賀状製作委員会として実施していた「ミクシィ年賀状」サービスの運営が挙げられている。ミクシィ年賀状は、mixiの友人・知人に日本郵便発行のお年玉付年賀葉書を作成・郵送することが出来るサービス。通常の年賀状テンプレートだけでなく、有名キャラクターや人気イラストレーターによるテンプレートも用意されているほか、企業広告が入る代わりに通常の年賀状よりも安く郵送できるスポンサードテンプレートといったメニューも提供されている。2008年度からサービスを提供しており、2010年度までの3年間で合計270万枚超の申し込みを受けているという。

フレンゾでは今後、ミクシィ年賀状以外にも、「気持ちを贈り合うサービス」というテーマで新サービスを展開していく予定としている。