日本アイ・ビー・エムは10月12日、ミニタワー型のエントリー・サーバ「IBM System x3100M4」を発表した。同製品は、動作のx86サーバのラインアップにおいて、最小サイズかつ最安値となっている。最小構成価格は6万6,000円(税別)。

IBM System x3100M4

サイズは幅18cm、奥行き48cm、高さ36cmで、従来のタワー型x86サーバと比べて容積が約40%少なく、価格は25%下がっている。

同製品は、OSに依存することなく稼働可能な管理専用プロセッサを標準搭載することで、起動時の外部からの不正アクセスを防ぐセキュリティ機能や障害予知機能「Predictive Failure Analysi」など、一般にこの価格帯では搭載されない高度なサーバ管理機能を利用できる。

加えて、同社のx86サーバのラインアップで初めて、障害時の各種データをワンクリックで取得しWebブラウザで表示できる機能「FFDC(First Failure Data Capture)を搭載している。