東北電力は8月19日、8月17日に運転を停止し、蒸気の漏洩部分の特定および修理を実施していた秋田火力発電所2号機(秋田県秋田市、定格出力35万kW)の運転を再開したと発表した。

秋田火力発電所2号機は通常運転中のところ、8月16日13時50分頃、同社社員によるパトロールにおいて再熱蒸気止め弁付近より蒸気の漏洩と思われる異音が確認されたため、8月17日に運転を停止していた。

調査の結果、漏洩部分は再熱蒸気止め弁ドレン配管の溶接部であることを確認したことから、8月18日までに配管の取替えが行われた。その後、定格出力での運転においても当該設備に異常がないことが確認され、19日9時30分に通常運転が再開した。

秋田火力発電所2号機の蒸気配管系統概略図

秋田火力発電所2号機の配管溶接部