四国電力は8月18日、ボイラチューブからの蒸気漏洩が懸念されたため、監視を強化していた坂出発電所1号機において状態が改善されないことから、同日1時にプラントの運転を停止したと発表した。

定格出力29.6万kWの同発電所は通常運転していたところ、8月16日からボイラーへの補給水量の増加が確認され、ボイラチューブからの蒸気漏洩が懸念されていた。

同社は今後速やかに損傷個所の調査を行い、必要な修理を実施する。

同発電所の運転停止によって、電力の供給力は低下するが、安定供給に必要な供給力は確保できる見通しだという。

坂出発電所1号機 蒸気フロー図