クリアスウィフトは8月2日、新たにAES暗号化方式を追加し、電子メールの誤送信対策や情報漏洩対策機能を強化した電子メールゲートウェイの最新版「CLEARSWIFT SECURE Email Gateway 3.3.1」の販売を開始したと発表した。

同製品は、企業の電子メール誤送信防止や情報漏洩対策、ウイルス・スパム対策を総合的に行う製品。今回のバージョンアップで、電子メールの暗号化方式として、S/MIME、PGP、パスワードZipの3方式に加え、AES 256ビットを使用したパスワードZipに対応した。パスワードZip方式を使用する場合には、これまでの標準的なパスワードZip方式とAESを使用したパスワードZip方式を選択でき、電子メールの送信先や送信する情報内容に応じて使い分けられるようになっている。

パスワードZip形式をWindows互換かAES暗号か選択できる

また、同製品はコンテンツのフィルタリング機能も搭載しており、この機能と組み合わせることで電子メールの暗号化ルールを作成可能。例えば、ユーザーがPC上でパスワードを設定したファイルを送信しようとした場合、同製品でブロックし、暗号化されていないメールのみAESを使用した暗号化ファイルに自動変換して送信するなどの設定が行える。

同製品の価格は、教育機関向けには50ユーザーで10万8,000円から、一般企業向けには50ユーザーで36万円からとなっており(共に税抜)、いずれも代理店を通じての販売となる。