ブラステルは、中小企業向けに、自社のIP電話サービスと、ブラザー工業製オールインワンルータを活用し、社員自宅の家庭用アナログ電話機を企業内の社内電話網の回線として使えるようにする「在宅通信ソリューション」を、7月12日から提供開始すると発表した。

このサービスは、構内交換機(PBX)やサーバの機能をクラウド型で提供するブラステルのビジネスIP電話サービス「Basix」と、ブラザー工業製のオールインワンルーター「MIP-3010」を活用して実現する。ルータに自宅のアナログ電話機や家庭用FAX電話機と接続することで、内線電話網を構築でき、複数の社員宅間との音声会議ができる。

サービスイメージ

オプション(有料)として、利用中の会社の代表番号をこのサービスに移管して継続利用することや、予め番号を登録した社員個人の携帯電話で、会社の代表番号を通知して発信できるサービスも提供される。

4台契約時の費用は、初期費用が194,250円、月額利用料が5,355円。通話料は、内線通話/Basix同士の通話は無料で、外線固定電話が全国一律で8.4円/3分、携帯電話への通話が一律18.9円/分。