東京メトロは6月15日、6月1日に経済産業省から告示された夏期の電力使用制限に対応した節電対策を決定したと発表した。これにより、平日12時から15時における使用最大電力の昨年比15%削減に取り組む。

節電対策が実施される期間は7月1日から9月22日まで。これまでの取り組みに加えて追加されたのは、一部の駅を除き、12時から15時にわたり駅の冷房を停止すること。利用客が多い駅は、停止時間が12時から13時、13時30分から15時短縮される。設定温度は通常の温度に戻される。

現在、土日に8割程度の本数で運行している半蔵門線と南北線も、7月2日からは通常の本数で運行される。車内の冷房の設定温度も通常の温度に戻される。

東京メトロの夏期の電力需給対策における使用電力量イメージ