NTTソフトウェアは、社員の位置情報や属性に応じて、照明やオフィス機器の電源ON/OFFを制御することで、自動的な節電を可能にする、ProgOffice3.0エコオフィスシリーズ「らくらく自動節電」を、7月1日から販売開始すると発表した。価格は、自動制御サーバ式で533,000円(ほかに、サーバ構築、ネットワーク設計、ポリシー設計、ポリシー設定費用が必要)。テナントビルでも利用できるという。

「らくらく自動節電」の利用イメージ

この製品は、どの部署の、誰が、どこにいるかという社員の位置情報から、フロア単位や部署単位などに絞って使用していない照明やオフィス機器の電源OFFすることができる。

位置情報は人感センサーのほか、社員が持つ携帯電話をはじめ、無線LAN(Wi-Fi)機能を持つ端末等から、リアルタイムに位置情報を把握することで、フロア、部屋、部署、もしくは個人単位に応じて、自動的に機器の電源のON/OFFを行う。さらに、個人で利用するPCの場合は、その社員が退出するとき、スタンバイ・休止・シャットダウンのいずれかの処理を行えるという。

そのほか、スケジュールに応じた、照明、オフィス機器、ネットワーク機器の電源ON/OFF制御が可能で、昼休みや休憩時間など、企業活動に合わせた時間設定をスケジュールして、給電制御ができる。