ブラザー工業およびブラザー販売は、ビジネス向けプリンタ・複合機「ジャスティオ」シリーズの新製品として、A4モノクロレーザー複合機「DCP-7060D」、DCP-7060Dに有線LANとADFを追加した「DCP-7065DN」、DCP-7065DNにFAX機能を追加した「MFC-7460DN」の3機種を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格はそれぞれ23,000円前後、28,000円前後、39,000円前後となっている。6月中旬より販売が開始される予定。

「DCP-7060D」

「DCP-7065DN」

「MFC-7460DN」

新製品は、DCP-7030、DCP-7040、MFC-7340、MFC-7840Wの後継機種にあたる。今回新エンジンを搭載したことにより、印刷スピードは従来機の毎分21枚から毎分26枚に高速化したほか、「ジャスティオ」シリーズの普及機として初めて自動両面プリントを標準搭載した。いずれも、プリンタのほか、カラースキャナ、コピー機能を搭載する。

スリープ時の消費電力は、従来機機種の8~10Wから大幅に低減し、DCP-7065DN/DCP-7060Dが約0.9W、MFC-7460DNが約1.5Wの省電力設計になっている。

いずれも、プリント解像度は2,400×600dpi、コピー解像度は最大600×600dpi、スキャナ解像度は最大600×2,400dpi(光学)、給紙容量は250枚となっており、トナーとドラムを別々に交換できる分離型を採用している。インタフェースは、USB 2.0と10/100BASE-TX対応有線LAN(DCP-7060D除く)。DCP-7065DNとMFC-7460DNに搭載されたADFの給紙容量は35枚となっている。

外形寸法/重量は、DCP-7060DがW405×D398.5×H268mm/約10kg、DCP-7065DNがW405×D398.5×H316mm/約11.4kg、MFC-7460DNがW405×D398.5×H316mm/約11.6kg。