ゼットエムピー(ZMP)は4月4日、大容量リチウムイオン電池「e-nuvo BMS-L」を発表。同日より受注を開始した。

同製品は3.1kWhの大容量リチウムイオンポリマー電池を採用。主に電気自動車(EV)への搭載や産業用機器、家庭用発電システムの研究開発を目的として開発されたものだが、家庭用のバックアップ電源としても利用可能だという。

製品には電池のほかに充電器やBMS(バッテリマネジメントシステム)ソフトウェアが含まれる。また、通信ケーブルも用意されており、PCからの制御も可能。

なおこの製品は、同社のマイクロロボットEV「RoboCar MEV」の電池を単体で発売するもの。充電時間は約12時間。100Wの電気コタツを夜間(9時間)使用する場合、1回の充電で約4日間使えるという。

「e-nuvo BMS-L」には日本製モデル「e-nuvo BMS-L/J」と韓国製モデル「e-nuvo BMS-L/K」の2種類が用意されており、前者の価格は236万円、後者は193万円となっている(価格はいずれも税別)。納期は約1.5ヵ月。

「e-nuvo BMS-L/J」(日本製バッテリモデル)

「e-nuvo BMS-L/K」(韓国製バッテリモデル)