イメーションは、高度なセキュリティ規格に準拠したDEFENDER CD-R(ディフェンダーCD-R)を4月1日より発売すると発表した。価格はオープン。米国政府や金融など情報管理の厳しい分野でのセキュリティ基準として採用されているFIPS規格に準拠した暗号化ソフトウェアをプリインストール済みなので、データをすべて暗号化することができる。その場合、保存されたファイルを読み出すにはパスワードが必要になる。

DEFENDER CD-R

暗号化システムは、「AES 256-bit」を搭載している。米国連邦政府が策定した公式発表の情報処理標準規格であるFIPS規格(FIPS 140-2)LEVEL 1に準拠している。使い方は、一般的なCD-Rと同じで、PCを使ってパスワードを設定し、暗号化したいデータをドラッグ&ドロップするだけで作成できる。

レーベルの部分は、インクジェットプリンタに対応したホワイト・ワイドレーベルで、水性ペンによる手描きにも対応している。記録速度は52倍速記録対応で、記憶容量は700MB(暗号化ソフトに約40MBを使用しているため、ディスクの記憶容量は約660MB)。対応OSは、Windows XP/Vista/7、およびWindows Server 2003 R2/2008/2008 R2。50個入りのスピンドルケースで販売される。