Operaモバイルストア登場、すべてのモバイルデバイスにアプリ提供を目指す

Opera Softwareは2010年3月8日(ノルウェー時間)、モバイルデバイス向けのアプリケーションストア「Opera Mobile Store」の公開を発表した。200を超える国や地域からアクセスでき、無償のアプリケーションも有償のアプリケーションも両方提供されている。多種多様なモバイルデバイスとモバイルプラットフォームに対してさまざまなアプリケーションを提供することを目指している。

Opera Softwareはモバイルデバイス向けにはOpera MobileやOpera Miniといったブラウザを提供している。Opera Mobile Storeは当然こうした同社のブラウザからアクセスできるうえ、ほかのブラウザからもアクセスできるようになっている。アプリケーションを選択すると、どのデバイス/プラットフォームで動作させるのかを選択する画面が表示される。利用しているデバイスを選択すれば、そのデバイス用のアプリケーションのダウンロードが開始される仕組みになっている。

アプリケーションを配布する方法としてアプリケーションストア形式のサービスが勢いを増している。AppleはすでにMac OS X、iPhone、iPadなど向けにアプリストアを提供しているし、GoogleもすでにAndroid向けにアプリストアを提供している。Mozillaも実験的なサイトを公開するなど、Microsoftを除く主要ブラウザベンダはストアサービスに注力している。