FA(イングランドサッカー協会)は1月17日(現地時間)、プレミアリーグ・リヴァプール所属でオランダ代表のライアン・バベルに対しツイッターで審判を侮辱したとして、罰金を科したことを発表した。
事の発端は、1月9日に行われたFAカップのリヴァプール対マンチェスターU戦。この試合でリヴァプールは0対1で負けたのだが、審判の判定に不満を持ったバベルは自身のツイッターのアカウントで「彼が最高の審判の1人だって? 冗談だろう」と書き込むとともに、審判のハワード・ウェブにマンチェスターU戦のユニフォームを着せた合成写真を掲載した。
その後、バベルはツイートと写真を削除して謝罪したが、FAは彼の行為を不適切だとして1万ドルの罰金を科した。
FAのチェアマン務めるロジャー・バーデン氏は、「ツイッターのようなソーシャルネットワークは公共分野と見なさなければならない。いかなる発言もたくさんの人に伝わることを意識しておく必要がある」というコメントを出している。