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FreeBSDプロジェクトは24日(協定世界時)、FreeBSDの最新版となるFreeBSD 8.1-RELEASEを公開した。FreeBSD 8.1は安定版ブランチの最新リリース版。amd64版、i386版、ia64版、pc98版、powerpc版、sparc64版が用意されている。ISOイメージ(フルコンポーネント版、最小ブート版、ライブCD版)のほか、amd64版とi386版にはUSBメモリイメージも用意されている。
- ダウンロード Getting FreeBSD / FreeBSD BitTorrent Tracker
- リリースアナウンス
- リリースノート ハイライト版
- リリースノート 詳細版
- ハードウェア情報
- インストール情報
- 不具合情報
- 8.1新機能プレビュー記事
FreeBSD 8.1-RELEASEの主な変更は次のとおり。
- 高信頼レプリケーション機能HASTの導入
- ZFS v14の導入
- zfsloaderの導入
- ZFSおよびZFSにおけるNFSv4 ACLサポートの追加
- UltraSPARC IV/IV+およびSPARC64 Vのサポート追加
- PowerPC G5のサポート追加
- サードパーティソフトウェアのアップグレード(BIND 9.6.2-P2、sendmail 8.14.4、OpenSSH 5.4p1、OpenSSL 0.9.8n、GNOME 2.30.1、KDE 4.4.5)
新機能の追加以外にも安定性の向上、性能の向上、信頼性を上げる機能の導入など、サーバ用途での採用に適したバージョンに仕上がっている。amd64版およびi386版を使っている場合はfreebsd-update(8)を使ったバイナリアップデートが可能。GUIインストーラが必要である場合やワークステーション/デスクトップ用途で使う場合、FreeBSD 8.1をベースに構築されたPC-BSD 8.1を採用すると便利。