ブルーコートシステムズは6月23日、情報漏えい対策アプライアンス「Blue Coat Data Loss Prevention」(以下、Blue Coat DLP)を発表した。

Blue Coat DLP

Blue Coat DLPは、企業内の機密データを把握し、該当データのコピーや持ち出し、メールによる送信などを、事前に定義したポリシーに従って抑止する製品。一般的なDLP製品が稼働までに数週間から1カ月以上を要するのに対し、1日で稼働開始できる点が大きな特徴となっている。

Blue Coat DLPは、構造化、非構造化を問わずにデータの分析が行えるほか、600種類以上の文書形式に対応する。また、同社が提供するWebゲートウェイ・アプライアンス「Blue Coat ProxySG」と連携させることで、SSL暗号化データの検査や、機密データの外部転送防止/暗号化が行えるうえ、ユーザーごとにポリシーを設定することも可能になっている。

今回リリースされるのは、250ユーザーまでを対象とする「DLP700」、同じく5000ユーザーまでの「DLP1700」、2万ユーザーまでの「DLP2700」の3機種。6月30日よりブルーコートシステムズのパートナーを通じて販売される。