リアル冴子先生こと、冴子先生2010が窮地に追い込まれている。

本誌でお伝えしてきたとおり、冴子先生2010は今、全国で2010人に「Office 2010、いいね!」と言ってもらうまで続けるプロモーションツアーを実施中だ。すでに東京、北海道、大阪のセミナーを終了。残すセミナーは、名古屋、福岡のみとなっている。

「各地のセミナーで温かく迎えてもらっている」と、これまでを振り返る冴子先生2010

順調に進んでいた「いいね!」獲得活動だが、最近になり、想定外の問題が生じたという。

「200名の来場を見込んでいたのに手違いで20名になってしまったセミナーが一部にあった。その影響から、現在予定している6月30日の卒業イベントで本当に卒業できるのかあやしくなってきた」(マイクロソフト インフォメーションワーカービジネス本部 エクゼクティブプロダクトマネージャー 飯島圭一氏)

各地で開催するセミナーは定員制であるため、不足分を上積みするのは難しい。挽回の機会は、6月17日~20日まで都内の家電量販店で開催する店頭デモのみとなってしまった。

そこで冴子先生2010が急きょ来社。「時間のある方は店頭デモにご来場ください」と、本誌読者に向けて訴えかけた。

「1人でも多くの方にご来場を…」と訴える冴子先生2010

家電量販店の店頭デモは、有楽町、秋葉原、池袋、新宿において4日間で18回行われる計画。1回あたり30分程度で、冴子先生2010と名刺交換ができるほか、店舗によってはジャンケン大会なども予定されている。

なお、集客面の手違いで予定を下回っている「いいね!」獲得活動だが、来場者からの評価という面では想定を大きく上回っている。「冴子 2010の 2010人Officeの旅」を見ると、これまで928人中869人から「いいね!」を獲得。その率は実に93.6%で、「うれしい誤算が生じている」(飯島氏)という。最近では、「デモ中に笑いを織り込む余裕も出てきている」(飯島氏)そうで、彼女の手腕は日々向上しているようだ。

果たして冴子先生2010は無事卒業できるのか。また、デモの腕前はどれほどのものなのか。注目の店頭デモツアーは、17日(木) 17:00~のビックカメラ有楽町店本館でスタートする。時間のある方はぜひとも足を運び、「いいね!」の声をあげてほしい。