東芝ソリューションとネオジャパンは5月6日、ネオジャパンのグループウェア「desknet's」の最上位版「desknet's Enterprise Group Company Edition」の独占販売について合意したと発表した。

「desknet's Enterprise Group Company Edition」は、複数の関連企業や子会社を持つ企業が対象となっており、それぞれの会社や組織において、独立した(従来製品の)「desknet's Enterprise Edition」を別々に構築して利用することが可能となる。

東芝ソリューションは「desknet's Enterprise Group Company Edition」について東京急行電鉄への導入実績があり、2010年4月現在ですでにグループ11社に対してシェアードサービスとして提供しているという。

「desknet's Enterprise Group Company Edition」の販売価格は1500万円(基本ライセンス、無制限ライセンス)。年間サポート費用は定価の18%で、動作環境(OS/データベース)はSolaris10/Oracle10gR2となっている。

今後「desknet's Enterprise Group Company Edition」については東芝ソリューションが案件に応じてコンサルティングや販売を行い、ネオジャパンが開発を担当するといった体制となる。同体制における同製品の販売目標は、初年度で5グループ企業、10万ユーザーとされている。

ネオジャパンによると「desknet's」のユーザー数は2010年3月現在で243万(国内)とされている。